にっぽんねしあ夫婦暮らし

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【イスラム】Selamat Hari Raya Idul Adha【犠牲祭】

 Assalamualaikum wr wb!

 

2019年8月11日はイスラム教の犠牲祭でした。

僕がイスラム教に入信してから、初めての犠牲祭は日本で迎えました。

そんな犠牲祭の当日の様子をシェアしたいと思います。

 犠牲祭とは?

犠牲祭については先日書いた記事を見てみてくださいね!

www.nipponnesia.com

 犠牲祭当日

犠牲祭の当日には朝からモスクに行きます。

僕も妻と一緒にモスクに行きました。

妻はインドネシア人なのでインドネシア人モスクでもいいですが、東京の代々木上原駅の近くにある東京ジャーミイモスクに行きました。

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東京ジャーミイ

よく晴れた1日で、白いモスクが青空に映えていました。

モスクに着くと、中に入るために長い列ができていました。

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東京ジャーミイ、人が多いです!

信号を渡る前からすごい列で、これに並ぶのか〜と思いながら近づくと・・・!?

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実際に並ぶと途方もない

なかなか列が長くて、入れるかな〜と思っていましたが、礼拝用にかなりの部屋数を解放していたので入ることができました。

僕が通された部屋は、普段はテーブルなどが並べられていましたが、当日はこんな感じでした。

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礼拝室

すごい人ですね。さすが、犠牲祭当日です。

さすがにお祈りしながら、写真などは取れなかったですが、初めての犠牲祭の礼拝は周りの人を見ながら行いました。笑

ちなみにメインの礼拝室は本当に美しいです。

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礼拝室

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礼拝室:天井

トルコ様式のモスクで、模様に目が惹かれます。

特別なイスラムの祝祭日ではない限り、入館は自由なので、おすすめです。

日本にいながら、外国を感じられます。

礼拝後

礼拝が終わったのは11時頃だったと思います。

その日は御成門駅の近くで、ハラルフード(イスラム教徒向けの食事)が取れるということで、妻と一緒に向かいました。

犠牲祭の日と重なっているのもあったのか、すごい人でした。

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大盛況のマーケット

暑かったので、なぜか空いていたケバブ屋さんのケバブを食べて帰りました。笑

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ケバブ

空いていましたが、美味しかったですよ!!

犠牲祭の寄付

多くのイスラム教徒は、犠牲祭に寄付をします。

この寄付は食べ物をあげることが通例です。

インドネシアでは牛や山羊、鶏などが一般的なようです。

僕も妻と一緒に山羊を1頭、インドネシアの恵まれない子供に送りました。

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僕たちが送った山羊

インドネシアの現地の人が送ってくれたので、画質は悪いですが、この山羊を送りました。

神様の名前を唱えながら、首を落とすのですが、ご丁寧に動画も送られてきました。

さすがに動画は載せられませんが、自分で送った動物が裁かれていく様子はなんとも言えない気持ちになりました。

僕たちは生き物の命をいただきながら、生かされているのだなと改めて認識しました。

最後に

これから世界でも日本でも増えていくイスラム教。

信じる、信じないは一旦、置いておいて、異文化を知るという意味でも、教養として大切かなと思っています。

現に僕もまさか自分がムスリムになるなんて想像もしていなかった頃から、海外の文化やアイデンティティの構築という視点で世界の宗教に目を向けていました。

皆さんも、日本の宗教ももちろん、世界の宗教に目を向けてみてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

それでは、また、Assalamualaikum!